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ドラフツの魅力
- masatokawachi
- 2016年2月15日
- 読了時間: 1分
チェッカーとドラフツですが、ルールがちょっと違う、盤の大きさがちょっと違うだけで基本的には同じ種類のゲームです。ただし、そのちょっとの違いで、ゲームの印象は大きく違います。
私は、チェッカーとドラフツのルールの違いは下のように感じています。
1)ドラフツは、コマを取る時後ろにジャンプできる。チェッカーは前だけ。
ドラフツだと、コマの背中が触れてるだけでも、振り向きざまに相手を叩き斬る感じです。チェッカーは前の敵は切るけど後ろは無関心。
2)ドラフツは、「かならず多くのコマを取る取り方をしなくてはならない」、チェッカーはその必要はない。
これが実はかなりトリッキーな手筋を生みます。その例が掲載図。白は取られそうなコマを見捨てるばかりか、1つしか取られないのにわざわざ3つ取られる一見「自殺手」とも思える手をうちます。黒は「かならず多くのコマを取る取り方をしなくてはならない」ため、突き出された1個を取ることができません。3個取れる取り方があるため、必ずその取り方をしなくてはいけません。結果はご覧のとおり、黒全滅です。なんとも切れ味がいい大技です。
スピード感溢れ、意外性のあるトリッキーな手筋がそこここに隠れているゲーム、それが私のドラフツのイメージです。

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