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4線は死線

 

​終盤のコマの進め方の上で「オポジション」と並ぶ、二大基本原則が『四線は死線』です。

■1コマ対1コマのとき、4線を先に越えるかどうかはとても重要です。
 

日本チェッカー・ドラフツ協会での勉強会ビデオを掲載します。

​黒陣地の4線で白黒一コマずつが並んだ場合、

・白先手(白が先に越える)なら、白は黒を捕まえることができ、勝ちになります

・黒先手(黒が先に越える)なら、黒は逃げ切り、引き分けに持ち込めます。

■オポジションが悪い場合でも、この「4線は死線」を使えば勝ちに持ち込めることもあります。
 

終盤はとても精緻なコマ運びが必要です。一つ誤るだけで、勝ちが負けに、負けが引き分けに、と一瞬で形勢が変わります。

この終盤に強くなるために(私に)必要なことが2つあると、感じています。

 

1.「このパターンならこうなる」というパターンを数多く理解していること

 

2.目の前の局面をそのパターンに持ち込むよう考えること

もちろん、一から手を読んでいくこともできます。ドラフツのテキストがなく、先生もいない日本人プレーヤーは時間のある世界大会では「一から読む」ことをしています。

しかし上の原則を知っているかそうでないかは、読みの効率の上で大きな差ができてしまいます。「数学のテスト中に数学の公式をひとつひとつ発見しながらテストを解いている」ことをしているのと同じです。とても大変ですし、読み漏れもあります。

​パターンを理解すること、パターンを使いこなすことが大切です。

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